toshimitsuNonki’s blog

思ったことをひたすらずーーーっとひとりごと😊

ピアノの先生🎹

息子のピアノのレッスン日だった。もうずいぶん長い間ぐるぐるぐるぐる同じ曲ばかりを練習している…私はピアノがまったく弾けないのでなんて言っていいのかわからないけど、ピアノには終わりがないんだなぁ…って思う。息子はずーーっとベートーベンの沼にはまったまま今はピアノソナタ第14番の第3楽章から抜け出せないでいる…なんか違う曲が聴きたい!って思う。私の願望だ。

先生!違う曲を教えてくださーーい!ノクターンとかチャイコフスキーの花のワルツとか時間はかかってもいいからラ・カンパネラとか…

私は息子のピアノの先生をすごく尊敬していて大好きだ!先生みたいな人になりたいっていつも思う。こんなに小さな町でこの先生に出会えたことが幸せで神様に感謝している!!先生はこの町にひとりしかいないであろう芸術家って言葉がぴったりのちょっと変わり者。お洋服もかなり独特…お教室もステキな半円形の建物でこれまた独特でレッスンから帰って来る時、なぜか海外旅行から帰って来る時の感じがするのはどうしてだろう?って思う。

先生に出会わなかったら私はとっくにこの町を引っ越していただろう。先生がいるからこの町にいるし、この町に住んでいるのは息子に先生のレッスンを受けさせたいからだ。学校の先生に進学で寮生活をすすめられた時もその場で拒否したくらいだ。考えてみてくださいって言われたのにその場で拒否したのでムッとされた。私は何言ってるんだ💢息子からピアノを取り上げるなんてなんにもわかってないな💢って思った。

先生はいつも息子のピアノのよかったところをとにかく褒める。「ここの1音の音色が優しくなったからよかった~」なんて言って、小さなところも聴き逃さない。先生の言葉にダメとか無理とか難しいとかいう消極的な言葉はなくてネガティブさはゼロ。できるできる!簡単、簡単!!絶対できるから!あなたにできないことなんてないんだから!!っていつもこんな声掛け。息子を喜ばせるために意識的に言っておられるわけではなくいつもこんな調子なのだ。息子は小さな頃から褒め言葉のシャワーをジャブジャブ浴びてきた。私は息子を褒めることがあまりなかったので褒めることの大切さを先生から教えてもらったし、私の代わりに褒めてくださっているような気がしていた。褒め言葉のおかげなのか息子はピアノが大大大大大好きで暇さえあればピアノを弾いている。もちろん先生のことも大好き!先生はポジティブで明るくて大きな声で元気いっぱい、私もこんな人になりたい。

先生!!早く息子をベートーベンの沼から引き上げてください!